社団法人 愛知県技能士会連合会 様 主催、
数字に強く利益を出す『できる幹部社員』発展コースⅠ研修が終了しました。
ご参加いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
1日目は株式会社豊田マネージメント研究所の 高木 徹 副社長をお招きし、リーダーに必要な心得、職場活性化活動、自律型マネージメントの考え方を中心にお話いただきました。
研修で得た知識も大切だが、まずは自分の職場をより良いものにしたいという「想い」が大切だということが印象的でした。そして日々の業務におわれてしまい、チームの「あるべき姿」や「ありたい姿」を考えたことが意外にも少ないと感じました。
「まずはやってみる」ことが大切ですね。
高木副社長からTMSと呼ばれるマネージメントをご紹介いただきました。
右の写真は、KPTボードと呼ばれる振り返りのためのツールの一部です、現在の問題と思っていること、感じたことを付箋紙に書き出して、どんどん模造紙の左側の領域(Problem)に貼っていきます。対策を立てれば、別の領域(Try)に付箋紙を移動します、効果から十分に判断できれば、Keepの領域に移動します。TMSの中には、KPTボードのようなツールがいくつか紹介されています。「考え方」と「手法」の両方を兼ね備えたすぐに実践できるマネージメントです。たいへん有意義な1日となりました。
2日目は、当団体、阿部によるクラウドコンピューティングにおける研修です。2日目はPC実習室ですから、1日目とは、がらりと違う雰囲気です。
冒頭は、クラウドに対する基礎知識です。単にクラウドといっても、SaaSだけではなく、IaaSやPaaSなどもあるので、クラウドの世界はとにかく広いことがわかります。
次にGoogle Apps for BusinessやOffice365などの代表的なSaaSの紹介がありました。研修ではGoogle AppsやSkyDriveなどのサービスの紹介がありました。この2つは、無料のサービスですから導入しやすいですね。
また、Google AppsやSkyDriveなどのサービスは、研修中に実機で体験しました。
午後は、チームリーダーに必要な数字力…というと大げさですが、数字の大切さを知るための課題を受講者とともに考えました。クラウドサービスで共有した資料を読み取り、自分のPCで分析した後、タブレットを使って、説明します。クラウドとタブレットが同期するので、必要な書類をすぐに取り出すことができるので、効率がよいですね。
最後は、研修で得た内容をどのように職場でいかすのか、宣言していただきました。
どの宣言も、研修のエッセンスをご理解いただいたからこそ、着眼できるポイントが含まれていました。
「まずはやってみる」という気持ちで、研修内の宣言を実践してください。
ぜひフィードバックを5か月後の発展コースⅡで持ち寄りましょう。