3月にはいって急に暖かくなり、いつも通る神社の梅の花も一気に咲き始めた。
いつもは春到来に気持ちがうきうきするのだが、なぜだか心から喜べない。なぜっ?と考えてみると今日は東日本大震災から
丸2年が経ったのだ。しかし、復興は一向に進まずこれだけ甚大な原発の被害で苦しんでいる多くの人たちがいるというのに
原発を容認しようとする動きさえもでてきている。全く理解に苦しむ。
TVで放送されている被災地の人達の様子を見ると本当に頭が下がり今自分が置かれている状況、働く場があること、不自由
なく生活していることを考えるととても申し訳なく思ってしまう。そして心も沈んでしまうのだ。
そんなグレーな心情で栄から市バスに乗って思いがけない(これまで市バスに乗って初めて)できごとが。
運転手さん(若い男性)が乗車するお客様1人ひとりに’こんにちは’’こんにちは’と挨拶をされていました。
勿論私にも明るい声で’こんにちは’と。その瞬間おもい心が急に軽くなったのを感じました、そして降りるときも
1人ひとりに’ありがとうございました’と。春の風が吹き抜ける感じがしてとても心地よくバスを降りました。
’こんにちは’、’ありがとう’、挨拶って人の心を変える魔法のことばですね。
4月は出会いの時期です、コミュニケーションをとる第1歩は挨拶から、魔法のことばをお忘れなく。
コメントをお書きください