8月から10月中旬の毎日ではありませんが、今春大学を卒業して就職できなかった男女3人を就職支援の一環として
教育する機会がありました。一応、在学中に就職活動はしていたということだったので、専門スキル習得を重点的に学習
すればいいのかなーと気軽に考えていました。
ところが、予想外にも社会性というか家庭教育なのか、「あいさつができない」「ため口で話す」「時間が守れない」
「すべて受身」「会話にならない」などそのつど注意していると自己嫌悪に陥りそうなこともしばしば。
日常生活のマナーなどは正直本人がかなり意識しなければすぐに身につくものではありません。
さらに驚いたことは、大学4年間学んだ専門知識を活かした仕事に就くことなど全く考えておらず、
いわゆる偏差値で【はいれる大学】にはいり、目的意識なくなんとなく4年間過ごしてきたようです。
なんとももったいない!!
2-3年前に比べるとアベノミクス効果で好景気ともいわれていますが、努力せず希望する企業の内定を
とれるほど世の中は甘くないこと肝に免じてほしいです。
未だに大学を出たら就職できると考えている人はいないですよね。
そもそも高校での進路選択はその後の将来の方向性を決めるつもりで、慎重かつ真剣に考えてほしいです。
進学、就職は決してゴールではありません。自分の生き方に違和感を感じたらいつでもやり直すことはできます。
そのためには自分自身が色々な経験(成功、失敗関わらず)をしないとその気づきを得ることは難しいでしょう。
コメントをお書きください